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さて、画像のボトルですが昨年7月初令で生まれた久留米産幼虫です。最大体重33グラムを記録しながらも冬季の低温飼育にもかかわらず未だに幼虫をしています。3月には27グラムにまで体重を落とし、小さい幼虫になったものの、本日ボトルを入れ替えると31グラムまで体重を戻していました。早速ボトルを入れ替えて加温攻撃、現在28度です。明日あたり32度まで温度を上昇させ蛹化促進させます。孵化後14ヶ月経過してるのでこれが最後のチャンスとなるでしょう。これで蛹へと変態しなければ今期初のセミ幼虫認定個体となります。セミ化した幼虫はまともに羽化してこないのでなんとか今回の加温で成虫にしたいところです。温室の中身をすべて取りだしこの幼虫の為に温度設定を行います。かなり温度を上げますが、ダメもとなのでちょっと強烈に夏を感じて貰います。