さて、いよいよ今年の採卵も最終コーナーへと突入します。明日最後の久留米産のペアリングを組み12月初旬に幼虫を取り出します。今年は初夏の採卵が思わしくなくとうとう今の季節にずれ込みました。当初は秋取りは行わない予定だったのですが、昨年秋に生まれた幼虫群が思ったより成績が良かったのでじゃぁ、テストをかねてもう一度と言うことになったわけです。だいたい9ヶ月での羽化を目指しますが、予定通りにいくかどうかですね。現在幼虫している山梨35.34グラムが秋取りなんですね。いったんは蛹化スイッチが入ったと思われたのですが、様子をみているとどうもスイッチが入っていないようにも見て取れます。上手く蛹化に向かっているのかどうかまだわかりませんが、あとは見守るしかない状態です。そしてこれらの大きな幼虫に何らかの要因が作用しているとしたら同じパターンで飼育したらまた大きな幼虫が出現するかもしれません。頭のなかではおそらくその要因は何となく感じていますので確認の意味もあります。温度管理が夏場の幼虫群とは全く違っているので今期秋取りはどのような結果になるのか楽しみです。すでに昨年秋取り幼虫で1頭ほぼ80ミリ個体が羽化してきました。まだ固まっていないので最終計測には至っていませんが、小さくみても79.5ミリは届きそうです。あまりいじりすぎると★になりますから(^_^;