5日間、29度ほどに加温していました山梨産34グラムと35グラムの幼虫ですが、なんとか蛹室作成モードに入ったように見えるので温度をさげ25度で羽化まで管理することにしました。通常だともう少し加温期間を長く取るのですが、今回はきのこの出やすいHSボトルに入れてしまいましたので蛹室完成間近でのきのこの芽攻撃は怖かったので早めに温度を下げました。仮に芽が出ても小さい芽くらいは幼虫がなんとかするでしょう。今回の幼虫はお尻にボリュームがあったのでおそらくゆっくりと蛹室の壁面に多めの糞を塗り良い蛹室を作ってくれるのではないか?と言う期待もあり、加温攻撃で早めに糞の壁が薄い蛹室を完成させてあとできのこの芽攻撃に遭うのを避ける意味合いもありました。ゆっくりとたっぷりめの糞を壁面に塗り上げる事で蛹室内にきのこの芽も出にくくなるだろうと思います。事は思った通りに運ぶかどうかはわかりませんが、いずれにしてもなるようにしかなりません。この幼虫血統はまだ当倶楽部に来てからは30グラムが一頭でただけで80ミリも羽化していません。いきなり35グラム幼虫になってもどうなのでしょうね。完品でなくても産卵に不自由しない程度なら80を超えるだけで良いのですけどね