よく見るスポンジ製の人工蛹室です。オオクワガタブリードしていると蛹の時期に露天掘りしたり、人工蛹室を使ったりいろいろなことをします。うちでは基本的にトラブルがなければそのままの菌糸ボトルの中で羽化させます。トラブルがあった時のみ露天掘りや人工蛹室を使用します。来期種親の久留米83.8ミリと川西G81.5ミリは露天掘りでした。特にトラブルはなかったのですが、羽化していると思って菌糸ボトルを掘ったらまだ蛹でした。そのとき菌糸の掘れ方が良くそのまま蛹室に使えそうだったので露天掘り状態で羽化させました。無事羽化できて良かったです。成虫を掘り出した後、蛹室に使えそうな状態のボトルはそのまま保存しておいて、ほかの蛹に使い回します。良い状態のボトルがなかったりした時は人工蛹室を使うことになりますが、うちでは写真の人工蛹室を使っています。1シーズンに五個とか十個とかですが。。。これはなかなか良い人工蛹室だと思います。

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