このところと言うか暇があるといつもブリードの事を考えています。
オオクワガタのブリードは悩み尽きないですね。今日はペアリングから産卵予定をどうやって組むか考えていました。
まぁ、予定は未定と言いますからそのときになると気分でまた変わったりするので流動的ですが(* ̄∇ ̄*)エヘヘ
今期使用予定種親は♂約20頭♀約60頭です。
とりあえず3月に入ったら♀を冬眠から起こします。
ペアリングは4月中旬から小ケースで4日~5日
♂一頭に♀3頭を順次ペアリングしていきます。今期は大型♂が多数揃っていますので特定の♂に多くの♀をペアリングすることは今期は行いません。

ペアリングが終了次第産卵セットに投入。
10日間の産卵期間をメスに与えます。
その後メスは休養を取らせ時間産卵5月20日からの産卵までゆっくり休養させます。
一例ですが、最初のペアリングを4月15日に行ったとすると第一陣の産卵セットへの投入が4月20日産卵終了が4月30日になります。最初の産卵は時期的には少し早めになりますのでお試し産卵の位置づけで産卵数を確保するものでもないのであまり産みすぎると困りますね。まぁ、期間が短いので大丈夫でしょう。メスを外して10日ほどしたら産卵木を少し試し割りしてみます。これによってペアリングの成否などがわかりますし、それぞれのメスの産卵状況がだいたい把握できます。ここで産卵に失敗しているメスは再ペアリングさせ5月20日頃からのメインの産卵に備えます。
4月30日に産卵終了した産卵木は5月15~20日ころ割り出しを行います。だいたい産卵済みの木を寝かせるのは2週間~3週間です。卵の孵化までの期間や孵化した初令の成長速度は環境や産卵セットの内容によって変わりますので割り出し時期などは人それぞれになるでしょう。うちの場合はすべての産卵セットに菌糸カワラ材を使用しています。孵化してからの成長速度は少し速くなりますのでうちのブリードルームの環境に置いておくと3週間前後が理想の割り出し時期となります。

下の画像は使用しているカワラ菌糸材の皮を剥いだところです。

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