現在の状況ですが、

産卵も順調にいっていてここ5年くらいで一番安定して幼虫がとれています。
85.5ミリのオスと掛けたメスも順調に幼虫がとれて良い感じです。

羽化のほうも不全も思ったより少なく平均サイズも親の代を余裕で越えている感じで
かなりインパクトのある個体も羽化して来ています。

最終ビンにはテストを兼ねて新しく発売予定の最終ボトル用菌糸をある程度の数使いましたが
こちらの方もとくに悪い印象もなく来年年明けも使ってみようと思えるくらいの仕上がりです。

このボトルはHS菌糸を与えたあとの羽化用最終ボトルとして設計されています。
菌はHSと同一菌でオガの粒子と添加剤の配合を変更したタイプです。

HSを最終ボトルとした場合と比べて全然違うというようなこともありませんが、不全率が1割でも2割でも下がればそれで良いと思っています。

全体の羽化が終わってから販売するかどうか決めようと思います。

今日はこれからプリンカップに一時保管している幼虫を菌糸ボトルへ入れ替えます。
4月末から産卵セットも120ケースに達していて今年は中ケースに産卵木2本セットを多用したので
割り出しがかなり負担になっています。まだ20ケース程度のところなのでまだまだあと一月以上
割り出しに追われる日々が続くでしょう。

インパクトのある個体はあと10日くらいしたら固まるでしょうからそしたら写真をとって紹介しますね。