今期だいたい100頭ちょっとの♂幼虫がいます。その中で27グラムを超えているのがほぼ50頭、その中で30グラムを超えているのが18頭、またその中で33グラムを超えているのが9頭と言うところです。27グラムに満たない幼虫の中で大半が25、26グラムですから、平均は27グラムを超えてくるでしょう。


今期はHSボトルをメインに使ってきていますが、このボトルの素晴らしいところは2本目で体重が落ちにくいところです。横ばいか増加が多いです。


昨年はNSボトルがメインでした。菌糸の持ちという観点から言うと間違いなくNSボトルに軍配があがります。


うちのブリードルームでは12月に判明したのですが、HSボトルの持ちが悪いんですね。添加剤など多めで活性が高いのでそのせいかと考えたのですが、原因は他に。。。


なんとブリードルームの湿度が以上に高かったのです。


真冬に湿度70%以上です。どうも川から水蒸気が上がってくるようです。


本業の倉庫に除湿器を移動させてそっちで使っていたのですが、真冬だし除湿器も必要なくなったのでブリードルームに持ち込んで綺麗に除湿器の掃除でもと思ったのですが、部屋に入れたところ湿度が75%を表示しました。


12月初旬に75%ですから何かの間違いでは?と思ったのですが除湿器のスイッチを入れるとバンバン動いています(^_^;

エアコン稼働していて、除湿器50%設定でバンバン動いていますから、菌糸にとって最悪の部屋を作ってしまいました。


NSボトルであれば耐えられた環境がHSボトルには厳しいようでした。


普通だと冬の乾燥に気を付ける方がほとんどだと思うのですが、うちではボトルのフタに穴を開けて乾燥させる騒ぎです。


早めに気がついて良かったです。気がつかなかったらどうなっていたか。


友人のところではNSボトルの方が成績が良いと言っていましたので、各自飼育環境などで使い分けると良いのでしょう。うちのような事も起きるのですからいろいろと試して自分にあったボトルを選択して頂ければ幸いです。