今ほど、もう羽化しているんだろうなぁと思っていた川西産G血統の入ったPPボトルを開けてみたところ前回交換時に26gだった幼虫が居食いしており、31gにて出てきました。写真は写しませんでしたが、ちょっと嬉しかったです。3月13日初令で投入の幼虫で現在8ヶ月経過です。この個体はどうしても羽化させたいと思いますので、このビン替えで蛹化スイッチが入らなければ、来月末頃に温度を下げたいと思います。2ヶ月程度低温にしますのでおそらくボトルはきのこが出るでしょうから3月はじめにビン替えを行い5月羽化、14ヶ月での羽化になる予定です。低温で少しは縮むかもしれませんが、引っ張りすぎての出っ尻も怖いので熟成具合を考えるとちょうど良いかもしれません。ベストはこのままスイッチが入って1月中旬羽化でしょうか。早速黒い紙でボトルを覆いVIP待遇としましょう。


オオクワガタのブリードはどれだけ形が良く大型の個体を羽化させることができるのか?というところが目標であり一番重要な部分です。


30gあたりの幼虫が出た場合に多いですが僕を含めてよく幼虫サイズだけを話題にする場合があります。


菌糸ボトルなどの品質などを把握する目安にはなりますが、最終的に安全にどの程度のレベルの個体が羽化しているのか?


など


菌糸ボトルはその辺を総合的に判断しなければいけません。


菌糸ボトルは羽化実績を見落とさないように注意してください。


せっかく大きくなった幼虫も羽化していたらお尻ばかり大きかった、羽化不全で羽根がみんな開いてしまったなど起きてきます。


■オオクワブリードの目的


・大きくならなくても良いからとにかく安く増やしたい


・少し経費がかかっても大きくかっこよい個体を羽化させたい


・細くても体長のある個体が欲しい


・体長はそこそこあればあとは太い個体が欲しい


などありますが、すべてを満足させるボトルはなかなかみつかりません。


 #もちろん血統と言う要素が大きいのは言うまでもありません。


安くて、幼虫が大きくなって、羽化不全が少なく形良く羽化してくる
菌糸ボトルがあったら是非使ってみたいですね。