まだ羽化して間もないですが、久留米産82ミリです。
おもしろいのは体表面に艶がない。もっとも国産オオクワそのものが艶のあるクワガタではないのですが、この個体は輪を掛けて艶がなく光が反射しないんです。
この親の世代に1頭そっくりな個体がいて、それの子供でもないので遺伝と言うことでも無さそうです。
YGを見るとYGでもほんと若干ですが何となく部分的に同じような傾向が見られるような気もしてきます。
おそらく大型に固定するために累代を重ねている。
HSのような添加剤の多めの菌糸を与えている。
事が影響してこのような個体が増えてきたのかもしれません。
強い菌糸の耐性が付いてきたのかもしれません。
何年も先にならないとわかりませんが、きっともっと大きくなると信じてブリードを行っていこうと思います。
現在ブリードルームは羽化ラッシュに入っています。
さすがに35グラムクラスの個体群は大きくなりきれていないのや羽根が閉じていないのも見受けられますがすべてが羽化し終わるまで何が起こるかわかりません。
幼虫の割り出しと羽化成虫の世話と大変ですが、しばらく忙しく頑張ります